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高血圧症は生活習慣病の中でも最も頻度の高い疾患であるとともに、適切な治療を早期に行えば、これに基づく重篤な心血管病の発症を予防することが可能な疾患でもあります。
血圧の健康には食事や運動といった生活習慣が重要です。食品に関しては「血圧が高めの方」に適した特定保健用食品が販売され、GABA※1も血圧に対する機能性が報告されている成分の1つになります。
本試験では、GABAの生成を高めたGABA高含有豆乳※2の継続摂取による降圧作用及びリラックス効果について検討を行いました。 |
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| 図1.GABA(γ-アミノ酪酸)の構造 |
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※1 GABA
GABAはγ-アミノ酪酸と呼ばれるアミノ酸の一種で、生体内では抑制性神経伝達物質と考えられている成分です。GABAはマメ科(大豆、緑豆もやし)、ナス科(トマト、ペニチュア)、アブラナ科(ブロッコリー、アラビドプシス)、イネ科(イネ、大麦、小麦)などに多く含まれ、発芽の過程やストレス環境下にて蓄積されることが知られています。
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※2 GABA高含有豆乳
GABA高含有豆乳は、大豆の発芽時にGABAが蓄積される性質を応用した製法により、より多くのGABAを生成させた豆乳です。本試験では1パック180g中に30mgのGABAを生成させるようにコントロールした豆乳を使用しています。
GABA以外に、他の豆乳と比較してアミノ酸、ペプチド類が豊富であることも特徴です。 |
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| (1)被験者 |
| 被験者は、特定疾患を持たない成人男女で、平均血圧が収縮期血圧130〜159mmHg、拡張期血圧85〜99mmHg程度の方で、研究内容、方法について十分な説明を行い、被験者の自発的な協力同意を文書で得られた男性6名、女性6名の12名(平均年齢47.2±6.2歳)としました。 |
| (2)試験食 |
| 各被験者にはGABA高含有豆乳を一日毎朝食時に1パック180g(GABA30mg)摂取頂きました。 |
| (3)試験方法 |
試験期間は8週間とし、試験食を毎日摂取頂きました。摂取前、 摂取4週後そして摂取8週後の3回、下記項目の検査を行いました。
1.血圧・脈拍の検査 2.POMSアンケート※3 3.血中コルチゾール値※4の測定 4.体重や体脂肪率など体成分分析 5.一般生化学検査 6.医師の問診による安全性の確認(消化器、呼吸器、循環器、中枢症状など)
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| (5)血液生化学検査 |
| 食品としての安全性確認として、生化学検査数値及び血液学的検査数値を観察しましたが、有害性を示す結果は確認されませんでした。 |
| (6)医師による診察・問診 |
| 試験期間中の異常は確認されませんでした。 |
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※3 POMSアンケート
Profile of Mood Statesの略称で、気分を評価するアンケート票の一種です。各質問項目より、被験者の検査当日の気分について「緊張−不安」「抑うつ−落ち込み」「怒り−敵意」「疲労」「混乱」「活気」の6つの尺度を評価できます。
※4 血中コルチゾール
コルチゾールは副腎皮質から分泌されるホルモンで、ストレスにより血中への分泌量が増加します。 |
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| GABAを高含有させた豆乳は血圧が高めな方に対して、安全に血圧を低下させることが明らかになりました。さらに、血中コルチゾール値の低下より、自律神経の興奮を鎮め、ストレスや緊張状態を緩和する効果も確認されました。 |
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